top of page

Roland R-880 & GC-8

IMG_20230324_172821937_edited.jpg

一部で「Lexiconに勝てなかったローランドの失敗作」

みたいな評価をされてるみたいですが、

そもそもの生い立ちが違うので、比べるのはどうかと、、、。

聞いた話では、

大手建設会社からの依頼で、

設計したホールの音がどんな音か、実際に聴けるシミュレーションが出来る機械を作ってみたのがR-880の原型(?)らしい。

想像するに、

無響室の真ん中に椅子を置き、

椅子の周りに半球状にたくさんのスピーカーを設置し、

「幅Aメートル、高さBメートル、奥行きCメートルの空間で、

座席Dに届くF番目の残響音は、

(壁の反射率G)×(反射回数H)=IdB減衰し、

J方向に設置したスピーカーから、K秒後に届く」

みたいな設定を一つ一つのディレイ音にしたのかもしれません。

その名残が、

パラメータの細かい初期反射音と、

1台のコントローラーにR-880本体が何台も接続できる事

などに残ってる気がします。

しかし、

そんな細かい設定をしてたら普通の人は使えないので、

自動計算してくれるのが、

GC-8コントローラーです。

けれどもR-880の内部では実験室と同じ演算をしているので、

この機械は、「アルゴリズムリバーブ」ではなくて、

​何百、何千というディレイ音が、リバーブに聞こえるのです。

どこまでも自然っぽいリバーブをお楽しみ下さい。

​(だって、このシミュレーションと実際建てたホールの音が違ってたら、えらいこっちゃ。億単位の金が動くぞ)

ダウンロード  (解凍後2.4GB、ファイル数約1300)

​今回収録したのは「tapタイプ」のホールリバーブで、

マニュアル51、52ページ参照)

リバーブタイム、ルームサイズ、残響音密度

​をファイル名に入れました。​他は固定です。

初期反射音は、入れていません。

​今回は「True Stereo」4トラックwavで収録してみました。

中身は、

 L_in -> L_out

 L_in -> R_out

 R_in -> L_out

 R_in -> R_out

​の順に並んでいます。

私が使っている、MeldaProductionの「MConvolutionMB」では

advanced settingの中に下の様な選択肢があって、

​「LRLR」を選ぶと良い感じになりました。

TrueStereo.png

うまくいかない場合は、(恐らく残響音が左右どちらかに片寄る)

4トラックwavを2トラックにミックスダウンすれば、

(モノラル入力と同義になりそうだが)

​普通に使える様になると思います。

現状、双極性障害(躁鬱病)でまともに働けない状態です。

​作成したファイルがお気に入り頂ければ、

​お気持ちいただけると助かります。

PayPal で寄付

おおよそ全ての曲で、自作IRリバーブを使っています。

よかったら聴いて下さい。

​分かりにくいかも知れませんが・・・

お気に入りいただければ、

bandcampの方でお買い上げ、

ハイレゾダウンロードが可能です。

​よろしくお願いします。

bandcamp

Youtube

​ニコニコ動画

TicTok

bottom of page